メリットを考えて選ぶ診療科

看護師が将来的に専門分野を何にするか考えたとき、消去法を使ってしまうことがしばしばあります。あの診療科の考え方は苦手だ、スキル的に習得しにくいものがある、患者層が自分に合わないといった理由で候補を外していき、最終的に専門分野を決めるというのは合理的ともいえるでしょう。
しかし、外科は苦手だからという理由で内科を専門分野にした場合、やはり止めておけばよかったと後悔し、転職を決断することもあります。ネガティブな面を見て診療科を決めてしまうと、最終的に専門分野にした診療科のメリットが見えてこないことが多いのが問題です。
この仕事がしたいから内科を選んだのであれば問題はないのですが、外科のスピーディーな現場ではついていけないという思いから内科を選んだ場合には、別の観点からデメリットを感じてしまうことがあります。診療科ごとに雰囲気も要求されるスキルも異なるので、何にこだわりたいかを考えて専門分野の診療科を選ぶのが肝心です。
仕事の内容そのものよりもワークライフバランスを考えるなら、業務量や勤務時間が重要になります。その点で内科はメリットが大きく、急患や急変が少ないのでスケジュール外の仕事が発生しにくいです。しかし、体力やメンタルの負担となると少し状況は変わります。心療内科のように気遣いが必要な現場はメンタル面の負担が大きく、高齢者が多いと体力的な負担もあるからです。何を仕事に求めるかを考えて、専門分野を決めるようにしましょう。考えたうえで内科に興味があるのであれば、まずは内科に特化した専門情報サイトから情報収集してみるといいかもしれません。